7.授乳について

おっぱいはきっと出る!と思っています。
でも、本当は一人一人その出方は異なります。
ヒトもほ乳類だから、と簡単に言えません。

みんな、生まれてから自分で産むまで、お乳が出るような体を作ってきたか、
ということだと思うのです。
今の日本の中で育ってきた僕たちは、考えているよりもずっと、
自分たちの体が本来持っているモノを引き出すことをせずに
過ごしているのではないでしょうか。

妊娠したことを知った日からお産までの間、体の能力に気づき、
驚きながらその能力を引き出す努力をしてきました。

赤ちゃんを抱いた時、
溢れるような母乳を出せる人は多くないのです。
少しずつ、一日一日の変化なのです。
ゆったりした気持ちでいきましょう。

大切なことは、
おっぱいが出る、出ないに関わらず、
子どもが泣いて何かを訴えた時に、
すぐに抱き上げて、子どもの欲求を満たしてあげること。
そして、おっぱいはその機会を自然に増やしてくれます。
また、人のぬくもりや温かさを教えてくれます。

それが、親と子の基本的な信頼、絆を強くし、さらには
人と人との基本的な信頼関係を築くこと
につながるのではないでしょうか。

よくある質問

Q.妊娠中にどんな準備をすればいいですか?

A. 妊婦健診時に、助産師が乳頭の形をチェックして、ケアの方法を伝えています。また、日々の妊娠生活を振り返りながら、1人1人に合わせたアドバイスをしています。
マタニティクラスでは、おっぱいのしくみや授乳の方法について、実技を交えてお話しています。クラスではさらに、赤ちゃんとの生活をイメージして、パパができる具体的なサポートや新しい生活への準備についても一緒に考えていきます。

Q.産後、母乳がでるのか心配です。

A. 赤川クリニックでは、分娩直後より赤ちゃんの状態をみながらカンガルーケアをしています。その中で、赤ちゃんにおっぱいを欲しがるサインが見られたら助産師が授乳のお手伝いをしています。 入院中は、赤ちゃんの欲求に合わせて早期から吸わせていくことで母乳が作られてきますし、リラックスした気持ちでゆったり過ごすことも大切です。 毎日変化するおっぱいの状態や赤ちゃんに合わせて、助産師全員で母乳育児をサポートしていますので、自分に合う方法を一緒に見つけていきましょう。

Q.帝王切開になった場合、母乳はあげられますか?

A. もちろんあげられます。赤ちゃんが産まれて元気であれば、手術中から吸わせていくことができます。手術当日から赤ちゃんと一緒に過ごし、赤ちゃんのタイミングに合わせて授乳できるように、またママの体に負担がないようにサポートしています。

Q.退院してから授乳がうまくできるか心配です。

A. 入院中は、ママと赤ちゃんお互いの練習期間です。退院後の生活をイメージしながら、家でも授乳がスムーズにできるようにサポートしています。また、退院して2〜3日後に来院していただき、赤ちゃんの体重や授乳の様子を見せていただいています(1週間健診)。 家で過ごしてみると、分からないことも出てくるかもしれません。 不安なことがあれば、いつでも相談して下さい。

Q.一人目の時に、母乳が十分に出なくて混合栄養だったのですが、今回はできれば母乳で育てたいと思っているのですが・・・。

A. 妊娠・出産・育児は、毎回違うものです。 母乳育児のためには、妊娠中の準備と産後の過ごし方が大切になってきます。 是非、健診やマタニティクラスで助産師にご相談ください。 また、産後も赤ちゃんとお母さんに合う方法を見つけていきましょう。

Q.産後、仕事に復帰する予定があります。
ミルクに慣れておいた方が良いですか?

A. ママに、母乳育児を続けたいという希望があれば、母乳をやめる必要はありません。産後の授乳は、子宮の回復などママの体にとって、よいことがたくさんありますので、分泌が十分であれば、ミルクは必要ないでしょう。 復帰の時期や授乳の方法など、助産師にご相談ください。

Q.内服している薬がありますが、授乳はできますか?

A. 授乳中でも内服できる薬はあります。処方された薬が大丈夫か、
など心配なことがあれば、健診時にご相談ください。

BACK