赤川クリニックでお手伝いしていること
- 思春期・青年期の月経、排卵に関する悩み
- 月経困難症、月経過多、月経前緊張症、感染症
- 妊娠に関わる悩み、不妊の相談、タイミング合わせ、内服薬による排卵誘発
- 妊娠診断から妊婦健診、分娩、産後の対応
- 出生前検査(妊娠初期・中期の胎児超音波検査)
- 子育て期間・30〜40代 の大忙しの時期・更年期・閉経後の様々な問題への対応
避妊、更年期障害、ホルモン補充療法、プラセンタ療法、骨粗鬆症の治療 - 婦人科がん検診
子宮頚がん(細胞診)、卵巣がん(超音波検査、腫瘍マーカー)、乳がん(視触診・超音波検査)のスクリーニング - 子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)接種
1956年9月の終わり。今、クリニックのあるこの場所で、私は父が執刀した帝王切開で生まれました。台風の中、停電している手術場。
骨盤位、胎児仮死。母はその時36歳の高齢出産。
そんな私が産婦人科医になろうと思った時に考えたことは、「産婦人科は、人の命が始まるところから、それが終わるところまでを診ることができる。このような診療科は他にない」というものでした。
その考えは今でも変わりません。
お産を扱うことで、1日24時間365日が、妊娠・出産を中心に過ぎていきました。しかし、これからも初心を忘れず、お産だけではなく、産婦人科医が診療所でできる仕事を続けたいと考えています。
今までお産でお会いした皆さんが、40代から50代に向かおうとしています。赤ちゃんを産む時だけでなく、その後の人生をより快適に、健康に過ごせるようにお手伝いしたいと考えています。
さらに、皆さんのお子さんが初潮を迎え「排卵のある時間」に入ってくると、生理痛や月経不順、月経前の体調や心の変化などに振り回されることがあります。痛みは我慢する、体調の変化は「あなたの生活リズムのせい」とはおっしゃらず、どうか診察にお連れください。皆さんが持っている一番良い状態を維持するお手伝いができれば幸いです。
2022年4月3日 赤川 元