アクセス
赤川クリニック
- 〒167-0043
東京都杉並区上荻1-24-6 - TEL 03-3391-6694
FAX 03-3391-6697 - メールからのお問い合わせはこちら
- 荻窪駅北口から徒歩5分
受付時間
- 午前 8:30※〜12:00(9:00診察開始)
- 午後 14:30※〜18:00(15:00診察開始)
iチケット(Web)の受付は、午前が8:30、午後は14:30に開始となりますが、診察開始は、午前が9:00、午後は15:00となります。
現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、8:30からの受付窓口への直接来院者の受付は中止となっています。
- 診療終了15分前にiチケットを取った方は、お電話にてご連絡ください。
- 午後の診療は、ご予約済みの乳児健診から始まります。
iチケット受付について
- iチケットとは、待ち時間を少なくするために、Web上で順番をご確認いただくためのシステムです。
- トップページの「i-Ticket 診療受付」をクリックし、必要事項を入力してください。
- 当日の診療状況や、お産の有無などの情報も配信いたします。
- 状況により順番は前後することがあります。
初診の方へ
- 予めお電話にて来院日の予約を取り、当日はiチケットで順番をお取りください。
- iチケットで順番を取る際には、診察券番号の入力欄に「初診」と入力してください。
- 来院時には必ず保険証をお持ちください。
- 事前に問診票をご記入いただく場合は、下記の問診票をダウンロードしてお使いください。
妊婦健診の方へ
- 妊婦健診の方は、会計時に受付で次回の診察日の予約を取ります。順番は、当日にiチケットでお取りください。
- 里帰り出産などで、他院で出産予定の方の妊婦健診にも対応しています。
- 午後の遅い時間帯の受診は、他院への紹介受診や、周産期センターへの緊急搬送が必要となった場合の対応に時間を要することがあります。
- 診療の前には問診や計測がございますので、順番の3番前にはご来院ください。
その他の注意事項
- 受付後に外出する場合、またお戻りになった時は、受付へお声がけください。
- お産や緊急手術、緊急対応などで診療が中断することがあります。
- 風邪や胃腸炎などの感染症が疑われる方は、来院前に電話でご連絡ください。
- 診療やご予約に関するお問い合わせは、診療時間内にお願いします。
新型コロナウイルス感染症対策
- 発熱等の症状がある方や、濃厚接触者等で自宅待機の指示を受けている方は、院内に入ることができません。
- 院内では、不織布のマスクをご着用ください。
- 来院時、手指の消毒と手洗い、うがいをお願いしています。
- 基本的には、院内に入れるのは受診されるご本人のみとなります。
- ※診察される方が未成年の場合は、親御さんも一緒に入っていただくことができます。
- ※お子さんを預けて来院することが難しい場合は、事前にお電話にてご相談ください。
料金のご案内
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◎妊娠検査・妊婦健診
妊娠診断 10,000円※診察料込 妊娠反応(尿hCG) 3,300円 妊娠継続チェック 4,000円 妊娠乳房チェック 3,500円 12週妊婦健診 約30,000円 妊婦健診
※超音波検査は毎回行います。健診1回につき:3,000円※区の受診票使用の場合
同月2回目以降:当院分娩予定の方は2,000円分娩予約金(36〜38週妊婦健診時) 8,000円 ① NIPT
※この検査でハイリスクの結果が出た場合、連携する東京女子医大病院で羊水検査を受ける方は、羊水検査の費用がかかりません。125,000円 ② 初期精密胎児超音波検査(他院に通院中の方)
※当院に通院中の方は、通常の妊婦健診の料金に含まれています。15,000円 ③ 中期精密胎児超音波検査(他院に通院中の方)
※当院に通院中の方は、通常の妊婦健診の料金に含まれています。15,000円 ④ コンバインド検査 25,000円※他院に通院中の方は、診察料5,500円が加算されます。 ⑤ コンバインドPLUS検査(初期超音波検査+コンバインド検査) 35,000円※他院に通院中の方は、診察料5,500円が加算されます。 ⑥ クアトロテスト 20,000円※他院に通院中の方は、診察料5,500円が加算されます。 4Dエコー(他院に通院中の方) 単胎 6,000円※診察料込
双胎 10,000円※診察料込妊娠診断 10,000円※診察料込 妊娠反応(尿hCG) 3,300円 妊娠継続チェック 4,000円 妊娠乳房チェック 3,500円 12週妊婦健診 約30,000円 妊婦健診
※超音波検査は毎回行います。健診1回につき:3,000円
※区の受診票使用の場合
同月2回目以降:当院分娩予定の方は2,000円分娩予約金
(36〜38週妊婦健診時)8,000円 ① NIPT
※この検査でハイリスクの結果が出た場合、連携する東京女子医大病院で羊水検査を受ける方は、羊水検査の費用がかかりません。125,000円 ② 初期精密胎児超音波検査
(他院に通院中の方)
※当院に通院中の方は、通常の妊婦健診の料金に含まれています。15,000円 ③ 中期精密胎児超音波検査
(他院に通院中の方)
※当院に通院中の方は、通常の妊婦健診の料金に含まれています。15,000円 ④ コンバインド検査 25,000円
※他院に通院中の方は、診察料5,500円が加算されます⑤ コンバインドPLUS検査
(初期超音波検査+コンバインド検査)35,000円
※他院に通院中の方は、診察料5,500円が加算されます。⑥ クアトロテスト 20,000円
※他院に通院中の方は、診察料5,500円が加算されます。4Dエコー(他院に通院中の方) 単胎 6,000円※診察料込
双胎 10,000円※診察料込※①〜⑥の検査を希望して来院された方が、当日カウンセリングのみを受けて検査をキャンセルされた場合、初診料と2,000円/10分のカウンセリング料金をいただきます。また、検査を受ける方は、上記料金の中にカウンセリング料金が含まれます。
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◎分娩
出産育児一時金(約420,000円)が、受取代理制度※1にてご利用いただけます。
分娩基本料金
初産婦 680,000円 経産婦 670,000円 当院リピーター経産婦 650,000円 予定帝王切開
初産婦 約820,000円 経産婦 約810,000円 当院リピーター経産婦 約790,000円 ※帝王切開の概算は保険適応で3割負担の場合です。
経腟分娩加算
促進 10,000円 吸引 10,000円 促進・吸引 20,000円 促進・クリステレル 15,000円 促進・吸引・クリステレル 25,000円 誘発(ラミセルのみ) 20,000円 誘発(点滴のみ) 20,000円 誘発(ラミセル・点滴) 40,000円 ※保険自己負担分の加算があります。
その他の加算
時間外料金
【月水木金】 17:00〜21:59
【火土】 12:00〜21:5920,000円 深夜料金22:00〜翌8:59 25,000円 休日料金
【日祝】 9:00〜翌8:5935,000円 入院から12時間経過して
お産になっていない場合10,000円 入院から24時間経過して
お産になっていない場合20,000円 産科医療補償制度※2掛金 12,000円 時間外料金
【月水木金】17:00〜21:59
【火土】12:00〜21:5920,000円 深夜料金
22:00〜翌8:5925,000円 休日料金
【日祝】9:00〜翌8:5935,000円 入院から12時間経過して
お産になっていない場合10,000円 入院から24時間経過して
お産になっていない場合20,000円 産科医療補償制度※2掛金 12,000円 ※1 出産育児一時金の受取代理制度
妊婦さんには「受取代理制度」を妊娠32週頃に申請していただいております。
「受取代理制度」は、事前に健康保険組合に申請しておくことで、退院会計時に分娩費用から出産育児一時金を差し引いた差額のみお支払いいただける制度です。
当院では「直接支払制度」はご利用いただけません。
※2 産科医療補償制度
産科医療補償制度は、分娩に関連して発症した脳性まひのお子さんと、そのご家族の経済的負担を減らすために「日本医療機能評価機構」が妊婦さんから分娩施設を通じて掛金(保険料)を徴取し、対象となった方に補償金(保険金)を支給するという損害保険のような制度です。
現在、当院で出産される方には必ずご加入いただいています。
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◎産後ケア料金
※1日/回あたりの利用料金
- 自費の場合
宿泊型 日帰り型
(10:00〜16:00)課税世帯 27,000円 15,000円 - 杉並区の助成を利用した場合
宿泊型 日帰り型
(10:00〜16:00)課税世帯 6,000円 3,000円 非課税世帯 3,000円 2,000円 ※生活保護世帯は全額免除されます
※子育て応援券を利用することができます
- 中野区の助成を利用した場合
宿泊型 日帰り型
(10:00〜16:00)課税世帯 3,000円 1,000円 ※生活保護世帯、住民税非課税世帯は全額免除されます
※利用日数の数え方にご注意ください
例)
1泊2日は、2日分の利用として計算
2泊3日は、3日分の利用として計算
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◎保険診療
症状がある方の検査費用は、基本的に保険適応の金額になります。
※同時に行う検査の項目によっては、保険適応が認められない場合があります。
混合診療の場合、保険または自費診療費のいずれかを、別日にお支払いいただく場合があります。
診察 初診料 860円 再診料 390円 検査 超音波検査 1,590円 子宮頚がん細胞診 1,070円 子宮体がん細胞診 2,060円 乳がん検診(超音波・触診) 1,050円 病理組織検査(ポリープなど) 2,970円 腟分泌物(帯下)鏡検 640円 細菌培養検査 990円 クラミジア検査(核酸/抗原) 1,040円/900円 淋菌検査(核酸) 1,060円 腟カンジダ培養 630円 ヘルペスウイルス検査(抗原) 780円 HPV(ヒトパピローマウイルス)検査 1,510円 ホルモン採血検査
例:AST、ALT、LD、TSH、FT4、LH、プロゲステロン、エストラジオール、フェリチン定量、末梢血液一般3,400円
※検査項目によって変わります処置 腟洗浄 170円 腟カンジダ治療(腟錠挿入) 90円 ミレーナ挿入
※医師の診察の結果、過多月経、月経困難症と診断された場合、保険適応となります。10,460円 ペッサリー挿入(子宮脱治療) 870円 投薬 院外処方箋 590円 低用量ピル ※ 院外処方のため薬局での支払い金額 - ルナベル LD28日/ULD28日
- ヤーズ28日
- ヤーズフレックス28日
- ジェミーナ
- 1,840円/1,920円
- 2,090円
- 2,510円
- 2,600円
ホルモン リュープロレリン(注射) 4,760円 - ディナゲスト 0.5mg28日/1g28日
- エフメノカプセル 28錠
- デュファストン 28日分
- ル・エストロジェル 42日分(80g)
- 1,340円/2,010円
- 2,090円
- 410(1錠/日)〜660(2錠/日)円
- 700円
※院外処方のため薬局での支払い金額
診療情報提供料(紹介状) 750円 診察 初診料 860円 再診料 390円 検査 超音波検査 1,590円 子宮頚がん細胞診 1,070円 子宮体がん細胞診 2,060円 乳がん検診(超音波・触診) 1,050円 病理組織検査(ポリープなど) 2,970円 腟分泌物(帯下)鏡検 640円 細菌培養検査 990円 クラミジア検査(核酸/抗原) 1,040円/900円 淋菌検査(核酸) 1,060円 腟カンジダ培養 630円 ヘルペスウイルス検査(抗原) 780円 HPV(ヒトパピローマウイルス)検査 1,510円 ホルモン採血検査
例:AST、ALT、LD、TSH、FT4、LH、プロゲステロン、エストラジオール、フェリチン定量、末梢血液一般3,400円
※検査項目によって変わります処置 腟洗浄 170円 腟カンジダ治療(腟錠挿入) 90円 ミレーナ挿入
※医師の診察の結果、過多月経、月経困難症と診断された場合、保険適応となります。10,460円 ペッサリー挿入(子宮脱治療) 870円 投薬 院外処方箋 590円 低用量ピル ※ 院外処方のため薬局での支払い金額 - ルナベル LD28日/ULD28日
- ヤーズ28日
- ヤーズフレックス28日
- ジェミーナ
- 1,840円/1,920円
- 2,090円
- 2,510円
- 2,600円
ホルモン リュープロレリン(注射) 4,760円 - ディナゲスト 0.5mg28日/1g28日
- エフメノカプセル 28錠
- デュファストン 28日分
- ル・エストロジェル 42日分(80g)
- 1,340円/2,010円
- 2,090円
- 410(1錠/日)〜660(2錠/日)円
- 700円
※院外処方のため薬局での支払い金額
診療情報提供料(紹介状) 750円 2022年4月現在
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◎自費診療
診察 自費初診料 5,500円 自費再診料 3,300円 がん検診
(診察料込)子宮頚がん検診 7,700円 子宮頚がん検診(杉並区・中野区) 区指定料金 子宮体がん検診 8,800円 乳がん検診(超音波・触診) 6,600円 検査
(診察料込)超音波検査(経腹) 3,300円 超音波検査(経腟) 3,300円 HPV(ヒトパピローマウイルス)検査 6,600円 性感染症スクリーニング
(淋菌、クラミジア、カンジダ、トリコモナス、梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎)15,400円 ブライダルチェック
(上記の性感染症スクリーニング検査項目+風疹、麻疹、水痘、トキソプラズマ、 子宮頚がん細胞診、乳がん検診)30,800円 ワクチン
(診察料込)MR(麻疹、風疹混合) 11,000円 HPVワクチン(子宮頚がんワクチン)
※初回、2ヶ月後、6ヶ月後の3回接種ガーダシル(1回分) 19,800円 シルガード9(1回分) 29,000円 投薬 院外処方箋 680円 低用量ピル ※2回目以降診察料込 - トリキュラー
- マーベロン
- シンフェーズ
- 2,800円
- 2,800円
- 2,800円
緊急避妊ピル(ノボレルゲストレル) 8,000円※診察料込 月経移動ピル(プラノバール) 5,500円※診察料込 プラセンタ 初診料
※初回のみ診察料がかかります2,200円 1アンプル 1,100円 2アンプル 1,700円 3アンプル 2,200円 ビタミン注射
(2回目以降診察料込)1回 3,000円 ビタミン+プラセンタ1A 3,500円 ビタミン+プラセンタ2A 4,000円 小手術 中絶手術(11週6日まで)
当院では、MVA真空手動吸引を用いた手術を行なっています。MVA真空手動吸引は、子宮や子宮内膜に対する侵襲がより少なく、かつ、ディスポーザブルなので、衛生面でも好ましいと考えられます。120,000円
※別途、術前検査の費用がかかります。診察 自費初診料 5,500円 自費再診料 3,300円 がん検診
(診察料込)子宮頚がん検診 7,700円 子宮頚がん検診(杉並区・中野区) 区指定料金 子宮体がん検診 8,800円 乳がん検診(超音波・触診) 6,600円 検査
(診察料込)超音波検査(経腹) 3,300円 超音波検査(経腟) 3,300円 HPV(ヒトパピローマウイルス)検査 6,600円 性感染症スクリーニング
(淋菌、クラミジア、カンジダ、トリコモナス、梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎)15,400円 ブライダルチェック
(上記の性感染症スクリーニング検査項目+風疹、麻疹、水痘、トキソプラズマ、 子宮頚がん細胞診、乳がん検診)30,800円 ワクチン
(診察料込)MR(麻疹、風疹混合) 11,000円 HPVワクチン(子宮頚がんワクチン)
※初回、2ヶ月後、6ヶ月後の3回接種ガーダシル(1回分) 19,800円 シルガード9(1回分) 29,000円 投薬 院外処方箋 680円 低用量ピル ※2回目以降診察料込 - トリキュラー
- マーベロン
- シンフェーズ
- 2,800円
- 2,800円
- 2,800円
緊急避妊ピル(ノボレルゲストレル) 8,000円※診察料込 月経移動ピル(プラノバール) 5,500円※診察料込 プラセンタ 初診料
※初回のみ診察料がかかります2,200円 1アンプル 1,100円 2アンプル 1,700円 3アンプル 2,200円 ビタミン注射
(2回目以降診察料込)1回 3,000円 ビタミン+プラセンタ1A 3,500円 ビタミン+プラセンタ2A 4,000円 小手術 中絶手術(11週6日まで)
当院では、MVA真空手動吸引を用いた手術を行なっています。MVA真空手動吸引は、子宮や子宮内膜に対する侵襲がより少なく、かつ、ディスポーザブルなので、衛生面でも好ましいと考えられます。120,000円
※別途、術前検査の費用がかかります。
気になる検査がありましたら電話にてお問い合わせください。
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◎助産師による保健指導
乳房マッサージ 4,400円 1ヶ月健診後の哺乳相談・育児相談・体重測定 4,400円 -
◎当院で購入できる物
エレビット
妊娠を考えている方、妊娠中、産褥、すべての女性に使用できるサプリメントです。
お腹の赤ちゃんの成長や発達に欠かせないマグネシウムや葉酸をはじめ、12種のビタミンと6種のミネラルをバランスよく配合したサプリメントです。4,400円 ポーサイン(プラセンタ内服剤)1ヶ月分
原料:国産の健康なブタ由来プラセンタ16,500円 ケロコート
ケガ、やけど、手術後の治ったキズ跡が、赤くなったり、盛り上がった肌に使用する保護剤4,300円 トコちゃんベルト 5,500〜8,800円 カレンデュラクリーム
会陰マッサージ、乳房・乳輪のマッサージ、授乳で傷ついた乳頭のケアの他、赤ちゃんのオムツかぶれなどにも使用できます。小1,040円
大3,530円授乳クッション 6,050円
4Dエコーのみをご希望の方へ
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◎料金
1回6,000円(他院に通院中で、4Dエコーのみご希望の方)
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◎推奨時期
妊娠23〜28週
※胎児の位置や姿勢などの条件によって、お顔が見えないことがありますのでご了承ください。
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◎映像の録画
超音波画像の録画をご希望の方は、4GB以上のUSBメモリをご持参ください。
※胎児の状態を診断、診察するエコーではありません。4Dエコーの他に胎児の診察希望の方はお申し付けください。
※当院に通院中の方は、妊婦健診時に4Dエコーを行なっています。(代診日を除く)
胎児超音波スクリーニングについて
妊娠週数に応じた赤ちゃんの発育や形態的な変化、胎盤の位置、羊水量の評価、子宮頚管長を調べます。
以下の検査は、超音波による出生前検査という意味合いがあり、異常所見の有無を確認するという明確な目的のある検査です。
他院でお産を予定している妊婦さんでも、検査のご希望があれば拝見します。
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◎妊娠11〜13週(初期精密胎児超音波検査)
赤ちゃんの形態的な特徴から、先天的心疾患の有無や、染色体の数的変化の可能性、大きな奇形がないかを確認します。
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◎妊娠20週前後(中期精密胎児超音波検査)
全身の形態的な異常や、先天的心疾患の有無を確認します。
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◎妊娠30週前後
心臓の形態的な異常の有無を確認します。
出生前検査について
◎出生前検査の意味
ここでの出生前検査とは「生まれる前の赤ちゃんの状態を把握するために行われる遺伝学的検査」を指します。「お腹の赤ちゃんが何らかの病気にかかっていると思われる場合に、その正確な病態を知るため」に行われます。
検査を希望する妊婦さんに対して広く行われる「胎児染色体疾患を中心にした評価」と「遺伝性疾患を持つなどの特定の状況にある妊婦さんに対して行われる個別評価」に分けられますが、当院で対応している検査は前者に相当します。
多くの妊婦さんとそのご家族が様々な不安を抱えている中、出生前に赤ちゃんの病気の有無などを把握することは、以下の意味があると思います。
① 子宮内での治療、あるいは出生後早期の治療につなげることができる
② 病気に対応できる適切な周産期施設を選ぶことができる
③ 生まれてくる子の病気を早期に受け入れ、その専門家やサポーター、支援状況を知り、出生後の生活の準備をすることができる
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出生前検査により得られた結果が、赤ちゃんの厳しい予後や、出生後の困難な状況を知ることになる可能性もあります。診断結果によっては、妊娠の継続を断念するという辛い決断を迫られるかもしれません。
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「みんなが受けているから」ではなく、「自分たちに必要な情報だから」ということを確認して検査を受けてください。
◎出生前検査の種類
出生前検査には「スクリーニング検査」と「確定診断検査」があります。
スクリーニング検査で何らかの疾患が疑われた場合でも、その結果は100%ではありません。
スクリーニング検査が陽性の場合は、必ず確定診断を受けてください。
また、スクリーニング検査が陰性の場合でも、赤ちゃんに何も問題がないとは言えません。
一般に、生まれる赤ちゃんの3〜5%は先天性疾患を持って生まれると考えられます。
特別なリスクを持たないカップルに生まれる赤ちゃんにも当てはまる数値です。
そして、先天性疾患の25%が染色体疾患と言われています。染色体異常の可能性が低いと分かっても、精密な超音波検査を行い、赤ちゃんの発育や生存に影響を与える形態的異常がないかを確認することが大切です。
(1)スクリーニング検査
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① 母体血胎児染色体検査(NIPT)
内容:母体血に含まれる胎児由来のDNAから、染色体の数的変化を確認します。
当院では、出生前検査認証制度等運営委員会のNIPTを実施する医療機関(連携施設)としての認証を受け、東京女子医科大学病院を基幹施設としてNIPT検査を行います。
NIPTについて詳しく知りたい方は、日本医学会のホームページの「NIPT説明書」、出生前検査認証制度等運営委員会のウェブサイトをご覧ください。また、NIPT検査をご希望の方は、必ずご一読ください。
NIPTをご希望の方は、下記の問診票、説明書兼同意書をダウンロードし、ご記入の上ご持参ください。
〈赤川クリニックNIPT問診票〉
〈NIPT(非侵襲性出生前遺伝学的検査)についての説明書兼同意書〉 -
② コンバインド検査(First Screen)
内容:母体採血(初期血清マーカー)とNT(胎児後頚部皮下浮腫)から評価します。
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③ 初期精密胎児超音波検査
内容:FMF(The Fetal Medicine Foundation)のライセンスのもと、NT(胎児後頚部皮下浮腫)、NB(鼻骨確認)、DV(静脈管逆流)、TCF(三尖弁逆流)、さらに構造的異常の有無を確認します。
※妊婦健診時に行います。結果をお知りになりたい方には情報提供しています。
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④ 中期母体血清マーカー(クアトロテスト)
内容:母体血から21、18トリソミーや開放性神経管異常を評価します。
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⑤ 中期精密胎児超音波検査
内容:超音波検査で全身の形態異常をスクリーニングします。染色体検査では判らない異常の有無をチェックするという意味があります。
※妊婦健診時に行います。結果をお知りになりたい方には情報提供しています。
※
超音波検査は、検査時の条件によって結果が左右されます。ママの腹壁や子宮周囲の消化管の影響を受けることがあり、状況によって期待する情報が得られないこともあります。その際には、再検査が必要になることもあります。
(2)確定診断検査
スクリーニング検査の陽性者または希望者に対しては、専門性の高い医療機関へ紹介しています。
NIPT陽性者に関しては、原則、東京女子医科大学病院に紹介することになっています。
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⑥ 羊水検査〈妊娠15週以降〉
羊水中の胎児由来細胞を採取して、染色体異常の有無を検査します。
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⑦ 絨毛検査〈妊娠11〜14週〉
胎盤の一部である絨毛を採取して、染色体異常の有無を検査します。
※両方の検査とも、子宮壁に針を刺して材料を採取するため、検査には破水、流産などのリスクが伴います。
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赤川元は、日本産婦人科遺伝診療学会会員の周産期認定医です。また、FMF(The Fetal Medicine Foundation)の胎児初期超音波検査の認定を受けています。